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未読本は身に毒なのだ。

一九七二 「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」
坪内祐三著/文藝春秋/2003年4月刊
ISBN4-16-359680-1 装幀・有山達也
買ったまままだ読み終えていない本は、まだまだたくさんある。これもそのうちの一冊だ。
夢中でページを繰るだろうことは目に見えている。読み始めたら、朝までかかってもゼッタイ止められないだろう。できるなら、まる一日くらいはどっぷりとあの時代に浸っていたいのだ。
ヨコへ広がっていく本—紀行文とか旅行エッセイなんかは、一日数ページずつでも、あるいは電車の中ででも平気で読めるんだけど、タテの本(つまり歴史書ね)はできるだけ籠もって一気に読みたいタチなのだ。この本は現代史だから、なおさらこちらの読む準備というか、動作環境というか、周辺機器のセッティング(BGMはやっぱ黄金時代の歌謡曲でしょうなあ)というか、そういうものが必要になってくるのである。
残念ながら今のところ、なかなかそんな時間がとれずにいる。今年の私的ベスト本にはぜひ入れたいんだけどなあ。
読みたくても買えなかった本はまだあきらめもつく。だが、読みたくて買ったのになかなか読めないと言うのは一種の罪悪感さえ感じる。真っ白な背表紙を眺めつつ、ごめんよぉと心の中でつぶやいてるワタシである。未読本は身に毒なのだ。…シャレてる場合か。
2003 12 13 [booklearning] | permalink
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