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今年もあと少しだというのに、
まだ来年のスケジュール帳がない。例年使っているものは、ふだんの生活圏からは少し離れた場所にある文具屋さんで買っていて、そこまで行く時間がなかなかとれないのだ。不便だけど、しょうがない。
手帳やカレンダーって、毎年使っていたデザインのものがある年突然なくなると、非常にショックが大きい。いつもどの店のどのコーナーにある、ということまで覚えているから、勇んで行って影も形もなかったときは本当にがっかりする。しょうがねえ、他のを探すか、という気になるまでに時間がかかるのだ。「途方に暮れる」っていうのは、まさにああいう瞬間を指すのでしょうな。
ここまで書いて、ふと思った。手帳やカレンダーは頑なに同じモノを使い続ける人と、毎年ガラッと変える人。人類はこのふたつに分けられるんじゃあないか。
おお、これはなかなか大発見だわいと、ちょっと自慢げに友人に話した。すると友人氏、フシギそうに
「ん?カレンダーは貰いものだしスケジュール帳なんて持ってないしぃ?あんなの、買う人いるの?」
…ああ、人類は3種類になってしまった。
2003 12 15 [design conscious] | permalink
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