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こんなDVDを観てました・2003

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 2003年中に観たDVDの中から、気に入ったタイトル3枚。紹介順は「順位」ではありません。

【写真左】
●The Chieftains《DOWN THE OLD PLANK ROAD〜The Nashville Sessions In Concert, Live At The Historic Ryman Auditorium》
 RCA VICTOR 09026-64022-9 日本盤あり

 2002年・ナッシュビルで収録。 Derek Bell (1935-2002) が亡くなる直前のライブとしても知られる。カントリー・ミュージックの大物が続々登場するが、誰が演奏しようがみな The Chieftains 風になってしまうのが面白い。お気に入りは Tim O'Brien の〈SHADY GROVE〉。Earl Scruggs に涙したり、なんとも恰幅の良くなった Ricky Skaggs に驚いたり。観ているうちに、泣き笑い。

【写真中】
●エトワール Tout près des étolies
 キネティック PIBF-7455

 2000年・フランス映画、日本での劇場公開は2002年。映画館で観たかった!
 パリ・オペラ座の舞台裏を取材したドキュメント作品。クラシック・モダン両方を、分け隔て無くレパートリィにしているパリ・オペラ座だからこそと言っていいかもしれないが、バレエ・ダンサーが間違いなくアスリートでもあることを改めて思い知らされた。才能と努力と運、どれひとつ欠けても「超一流」とはなれないダンサーのもつ、肉体の美しさと精神の強靱さに圧倒される。観終わったあと、しばらく呆然。

【写真右】
●ブラスト! blast〜An Explosive Musical Celebration
 ワーナーヴィジョン・ジャパン WPBS-90073

 2000年・ロンドンで収録。インターミッションのロビーでのパフォーマンスや、後半部の客席に降りてきての演奏などは、現場にいなければその興奮も半減する。だからヴィデオに収まってしまうと、ナマのステージの素晴らしさの半分、いや三分の一ほどしか伝えていないだろうか。それでもやっぱり、観ていて楽しいことには変わりはない。すでに日本公演版では演目の一部が変わっていた。新しいヴァージョンのDVDもぜひ出して欲しいものだ。観ているあいだ中、ワクワクしっぱなし。

2004 01 10 [dance around] | permalink このエントリーをはてなブックマークに追加

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