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どのマンガがすごい?
別冊宝島963このマンガがすごい!を買いました。いやあ、知らないマンガばっかりだなあ。
自分がどの程度のマンガ読みなのか、巻末の索引をチェックしてみることに。
A)単行本で持っていて「ちゃんと読んだ」と一応言える
B)見たことはあるかなあ
C)題名を聞いたことはあるけど、読んだことがない
D)すみません、初耳でした
<マンガナビ厳選1328作品>とありますが、巻末索引では1305作品でした。2回検算したのでたぶん合ってると思うんですが。索引掲載は「カバー写真つきで紹介したマンガ」だけだそうなので、残り23作品はコラム等で軽く触れられているんでしょうね、きっと。あとちょっとなんだから載せてしまえよ、とも思いますが。
さて、自己チェックの結果であります。
A)84作品…約6.4%
長尺ものでは『じゃりン子チエ』『ど根性ガエル』『あぶさん』など。
短編集では『そっと好かれる』『少年少女』『茄子』『絶対安全剃刀』など。
B)241作品…約18.5%
いわゆるマンガ史に残る名作とされるものでは『カムイ伝』『巨人の星』『あしたのジョー』『ドラえもん』『DRAGON BALL』『北斗の拳』『ポーの一族』『BE-POP-HIGHSCHOOL』『漂流教室』『SLUM DUNK』などなど多数。
現在雑誌で連載中のもの(『ブラックジャックによろしく』とか)もほとんどここに含まれるかな。たいてい喫茶店での流し読みですませてますので。
C)335作品…約25.7%
『NANA』『ピューと吹く!ジャガー』『かってに改蔵』『攻殻機動隊』『寄生獣』『綿の国星』『ガラスの仮面』『妖精事件』『研修医なな子』『エロイカより愛をこめて』『ちょびっツ』『サラリーマン金太郎』『ゴーマニズム宣言』『エレキな春』…いやあ、世間一般的な話題作ってのをいかに知らないかってことで。
D)645作品…約49.3%
なんのことやらちんぷんかんぷんな世界でありまして。『戦慄!!タコ少女』『卓球とハードロックと僕。』なんてちょっと見てみたいタイトルもあったりしますが。ええ、ちょっと見てみるだけなら。
で、一所懸命電卓叩いたわりには、結局この比率が一般的に見てどうなのかよくわからないんですが、マンガ好きならC)D)の比率がもっと少ないんでしょうねえ、たぶん。
それにしてもマンガ紹介本って、連載中でもかまわずどんどん紹介してしまうんですね。今からどんどんつまんなくなってしまったら、どうすんでしょ。
…とまあ、あまりたいしたマンガ読みとは言えないことが立証されたワタシですが、ツッコミを入れたいところがないわけではなく。
280ページ『茄子』のキャプション、「アンダルシアの夏」はジブリ作品じゃありませ〜ん。
それと、表紙写真のいちばん左上に『キーチ!!』が写っているんですけど、どうも本文中では言及されてないようなのはナゼ?
【追記】
上のA)〜D)のチェック項目はワタシが勝手につくったもので、この本にそういう企画ページがあるわけではないです。念のため…。
2004 01 31 [booklearning] | permalink Tweet
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