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親指ピアノ

アフリカつながりでもうひとつ。その『赤道アフリカの仮面』展で買ったものには、他に写真の親指ピアノもありました。これもふだんは机の隅にころがっていて、たまにぺろぺろと好き勝手に爪弾いて遊んでいます。
この親指ピアノ、正しくはなんという名前なんだろうと思ってネットを検索してみたところ、FOREST BEATというとても美しいデザインのサイトに、ずばりTHE WORLD OF THUMB PIANOというページがありました。(余談ですが、この方の日記のページを見ていたら、私のサイトへの言及があってビックリ(^^;)。あわわわ)
で、その名称ですが
国、と言うよりも民族ごとに異なる名前が付けられている。
とあって、「恐らく数百通りある。」とのこと。ひゃあ。名前がそれほどたくさんあるということは、かなり古くから広く深く伝わっていたとみていいんでしょうか。まさしく「民族」楽器なんですね。
金属片を親指で軽くはじくと、とても澄んだ音がします。同時に、上の写真では右端の部分にくっつけられた金属のわっかが揺れ、ビリビリというノイズを出します。このノイズが親指ピアノには重要なんだそうで、確かに言われてみると、ここを固定してノイズを出さないようにしてみると、どうにも物足りない。なんだか気の抜けたビールみたいな音になってしまいます。「澄んだ音にノイズを加える」ことを思いついた人ってすごいなあ。
わたしの場合、別に「音楽を奏でる」というつもりではなく(だいいち音階とかよくわからない)、気分転換にさわっているだけなんですが、それだけでもけっこうハマります。ビリビリというノイズが振動となって、両手に伝わってくるのが気持ちよかったり。
2004 03 14 [face the music] | permalink
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