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ムンク奪われる!
noelkit.com:ムンクの「叫び」より
オリンピック真っ盛りの中、すごいニュースです。なんと、22日にオスロのムンク美術館から「叫び」や「マドンナ」などが盗まれたそうです。
う、ウソ〜!!!びっくりです。
YOMIURI ONLINE:ムンク「叫び」、白昼の強奪ノオスロの美術館
美術館の報道官は英BBC放送に対し、犯人らは黒い覆面姿で、多くの鑑賞客の目の前で、壁から額ごと2作品を外して車で逃げたと語った。1人は拳銃で職員を脅し、職員は動けなかったという。警察が犯人の行方を追っている。
オスロ市内にあるムンク美術館には、一度行ったことがあります。こじんまりとした、けれどもゆったりくつろげる美術館で、美術館のわりには展示室が明るかったのが印象的でした。展示作品はどれも暗いのにねえ(笑)。
日本でも、それまでムンク展を観たことはありましたが、やっぱ地元で観るのは雰囲気が違うなあ、と思ったものでした。当時は(リレハンメル冬季五輪以前)ミュージアムショップにはあんまりいいモノがなかったですが、中でも「叫び」のプリントTシャツなど「叫び」関連グッズはどれも値段が高かったのを覚えています。それにしても、「叫び」シャツなんて誰が着るんだ(笑)。
noelkitさんも書かれていますが、こんな超有名な作品を奪って、一体どうするんでしょう。美術館には盗難防止装置も警報ベルもなかったということですが、そういえば確かに展示作品はガラスケースにおさめられもせず、そのまま壁に掛けてあっただけのような。にしても、警報装置も付けてないなんて、ああ、いかにもノルウェイっぽい話だなあと、すこしホノボノしてしまいました(をいをい)。
いずれにせよ、一日も早く作品が戻ってくることを祈ります。
2004 08 23 [design conscious] | permalink
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