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民放のスポーツ放送

YOMIURI ON-LINE:NHKと民放、五輪放送権料比率見直しを…TV朝社長

 テレビ朝日の広瀬道貞社長は28日の定例会見で、NHKと民放の五輪放送権料の出資比率について、「民放2・5、NHK7・5という現状の固定的な割合を見直すべき」との見解を示し、北京五輪を見据えて民放連で検討する必要性を訴えた。

 先の五輪放送は、NHK地上波とBSしか見ませんでした。深夜の帰宅だと、その時間にやっているのはNHKしかなかったというのもありますが、よく言われる「民放のアナウンサーやしょーもないタレントの多数の出演がうざい」というのも、やっぱり大きな理由ですね。アレ見るくらいなら、ラジオを聴いてる方がまだましって感じでした。
 とはいえNHKだって、昔にくらべると随分派手になっているはずなんですけれども。「大きなイヴェントでは必ず独自のテーマソングを作る」っていうのも、元来は民放の手法と思うんですが、いつ頃からNHKでもやるようになったんでしょう。タイアップでもしなきゃ経費がたいへんなんでしょうかねえ。そのくせ裏でいろいろカネが動いてるとか、ないんですかねえええええええ。

 プロ野球中継も含めて、ことスポーツ放送では「見たい番組には金を払う」ってことがだんだん当たり前になりつつありますが、かといって民放やNHK地上波がいい加減な放送でお茶を濁せるはずもなく、大げさにいえば民度っつーか文化の質っつーか、そういうのってやっぱり「無料放送」に端的にあらわれるのではないでしょうか。まあ、無料放送にはコマーシャルがつきものだから(NHKだって自社番組の宣伝がやたら目立つし)、もうそれだけでホントは試合だけに集中できる環境じゃないんでしょうけど。

 民度だ文化の質だと書いたことと矛盾するようですが、今後民放での五輪中継が増えてNHKでの放送がその分減るなら、そのかわりにどこかの有料チャンネルを使って、全試合完全放送、独自のテーマソングも過剰なアオリもタレントの涙も一切なし、っていうものすごく地味〜な五輪中継をやってくれないかなあ、とは思います。ま、はたしてそんな放送が「お金を払ってでも観たくなる」と思われるかどうかは、ちょっとわからないんですが。
 それで思い出しましたが、NHK-BSのプロ野球中継では、実況や解説の音声を消して球場内の音だけを流すこともできますよね。あれ、一度やってみたものの、アタクシ5分で飽きてしまいました(苦笑)。
 もうテレビ的なアオリがなけりゃ満足できないカラダになってしまったのね、しくしく。

2004 09 28 [booklearning] | permalink このエントリーをはてなブックマークに追加

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