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最近買った本・2004年12月

 

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 久しぶりにまとめて本を買う。年末年始にゆっくり…読めるわけがないのだが(笑)。
 
【写真上から】
●消滅する言語 人類の知的遺産をいかに守るか(原題/Language Death)
 デイヴィッド・クリスタル著、斎藤兆史/三谷裕美訳
 中公新書1774/2004年11月刊(原書は2000年刊)
 ISBN4-12-101774-9
 
 昨日から読み始めて、もうすぐ終わる。で、この著者については、言語学者の黒田龍之助さんによると
クリスタルは多作な学者で、言語学や英語学に関して非常にたくさん書いているが、最近は英語のグローバル化ばかりで鼻につくようになった。(中略)ウェールズ語ができるようだが、それだけで世界の言語を語られてもねえ……。(『はじめての言語学』講談社現代新書2004年)

 この本の訳者あとがきでも同様に、クリスタルの主張を「英語帝国主義」とばっさりやっている。ま、その点を留意して読めば、有益な本ではあるだろう。それよりも私は、言語についての本を読んでいるんだか生物学の本を読んでいるんだか、途中でわからなくなってしまった。消滅する危機に瀕している言語を使う人々は、するってぇとワシントン条約で保護されるような珍獣かなにかのたぐいですか? などと小一時間問い詰めてみたくなったぞ(笑)。この本に触発されて考えることは多いのだが、同時に読みながらむかむかしてくるという、まことに珍しい本ではある。
 
 
●パンの耳の丸かじり
 東海林さだお著  朝日新聞社  2004年11月刊
 ISBN4-02-257963-3  装丁デザイン/多田進
 
 週刊朝日連載をまとめた「丸かじり」シリーズも22作目である。これだけ続くといちいち題名なぞ覚えてられないから、えーとこれはもう買ったんだっけ、と書店店頭でいつも迷う。奥付の日付を見て、新刊書であることを確認してからレジに持っていくのだが、それでも帰宅して書棚を確認するまでは不安でいっぱいである(苦笑)。ちなみにシリーズ第一巻『タコの丸かじり』は1988年の刊。もうこうなったら意地でも最終巻まで買ってやる(笑)。
 
 
●フィギュアスケートの魔力
 梅田香子、今川知子著  文春新書413  2004年11月刊
 ISBN4-16-660413-9
 
 久々のフィギュアスケート本かもしれない。数年前、新書館からカラー写真をたくさん使った概説書が出ていたが、新書というスタイルではおそらく初めてではないのかな。トリノ冬季五輪までまだあと2年ありますが、出版のタイミングとしてはどうなんでしょう。ところで、今シーズンもグランプリシリーズを凄い勢いで見逃している。NHK-BSではたしかお正月に再放送やってたような気がするのだが、忘れずに録画できるかなあ。
 
 
●やさしいからだ(1)
 安永知澄著  エンターブレイン  2004年6月刊
 ISBN4-7577-7890-X  装幀/セキネシンイチ制作室
 
 マンガ本の感想を述べるのは「原則として完結してから」というポリシーなので、続刊が楽しみである、とだけ書いておきます。
 
 
●アイルランドを知るための60章
 海老島均、山下理恵子編著  明石書店  2004年12月刊
 ISBN4-7503-2021-8  組版/装丁 明石書店デザイン室
 
 編著者を含む9人の執筆者による、アイルランドの「今」を紹介した本。一章が4ページ分で、他にコラムが4つとブックガイド。歴史から社会、経済、文化まで話題が多岐にわたるので、興味のある箇所から読み始めてもいい。
 
 はてなダイアリー - Blog Mhichil:■ [本] アイルランドを知るための60章 <追記>
 多岐にわたる内容の書だから、参照用に使うには索引が不可欠と思い、本屋で調べてもらうと索引は附いていないことが分かり、購入を取止め。これでエリア・スタディ?

 はい、残念ながら索引は付いてません。目次から類推するしかないですね。この問題はこの版元に限ったことではなく、大半の出版社でなかば慣習化しているだけに、ホント困ったものであります。
 
 
●ウェールズ「ケルト」紀行 カンブリアを歩く
 武部好伸著  彩流社  2004年7月刊
 ISBN4-88202-908-1  装幀/山田英春
 
 この著者による「ケルト」紀行シリーズも6冊目で、そろそろどこまで買ったかわからなくなってきた。俗に「ケルト七国」と言うから、ひょっとすると次巻で最後? 
 
 
●ジャズで踊ってリキュルで更けて 昭和不良伝◎西條八十
 斎藤憐著  岩波書店  2004年10月刊
 ISBN4-00-023404-8  装丁/後藤葉子
 
 斎藤さんはずっと「昭和」、それも特に「戦前の昭和」にこだわり続けているような印象があり、熱心なファンではないものの気になる人のひとり。本書はとくに西條八十を中心とした流行り歌にスポットライトが当てられていて、まだ読み始めていないけれどとても楽しみ。著者名を見て、久しぶりに『上海バンスキング』も観たくなったなぁ。映画(もちろんオンシアター自由劇場版の方である)のヴィデオカセット、どこにしまったっけ。
 
 
●フランス芸術紀行
 饗庭孝男著  NHK出版  2004年11月刊
 ISBN4-14-005470-0  デザイン/芦澤泰偉+野津明子
 
 ブルゴーニュからはじまって、プロヴァンスやオーヴェルニュ、ブルターニュやアルザス、シャンパーニュ、イル・ド・フランスそしてパリと、フランス好きなら思わず「うっとり」なあちこちを旅する紀行本。で、金も時間もないワタシは、こういう本を読んで現地に行った気分になるのである(苦笑)。
 
 
●フランス ロマネスクを巡る旅
 中村好文、木俣元一著  新潮社(とんぼの本)  2004年11月刊
 ISBN4-10-602120-X  ブック・デザイン/日下潤一+後藤あゆみ
 
 で、金も時間もないワタシは、こういう本を(以下略
 こちらも南仏めぐりの本。「地図・アクセス付/レンタカーなしで行く方法をご紹介します」とオビにあるけれど、生憎ワタシはピレネーなんてたぶん一生行くこともないと思うから、美しいカラー写真を眺めているだけでじゅうぶんシアワセでございますだ。
 
 
●新・土曜ワイド殺人事件 京都藁人形殺人事件
 とり・みき×ゆうきまさみ著  角川書店ドラゴンコミックス  2004年7月刊
 ISBN4-04-926244-4  装幀・デザイン/安藤貴夫
 
 あはははははははははははははははははははははははははははははははは。
 
 

2004 12 11 [booklearning] | permalink このエントリーをはてなブックマークに追加

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comments

ゆうきまさみもとりみきも,とんがりやまさんと合わねえ気がするよなーとぽろりと言ってみるテスト。
根拠のない戯言ですがね,あは。あはははははははははははははははははははははっははは。

posted: わたなべG (2004/12/11 22:07:47)

す、するどいっ!!

そ〜なんです。とり・みきは『SF大将』『キネコミカ』の2冊しか知らず、ゆうきまさみに至ってはこれまで読んだことがありませんでした。
でも『土ワイ』シリーズは面白かったですよ。オビで船越栄一郎が推薦してるってのも芸が細かい(笑)。
京都の闇の面を描いたマンガとして、岡野玲子『陰陽師』と双璧をなすかも←言い過ぎ

posted: とんがりやま (2004/12/11 22:26:07)

 

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