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ブログの画像のつくりかた(1)
アクセス解析を見ていたら、こういうリンクが来てました。
→OKWave:カッコ良く書籍やCDの画像をブログに載せたい
「踊る阿呆を、観る阿呆。」www.tongariyama.jp/weblog/
というブログを見ていたら、
書籍やCDの表紙の画像を、多分デジカメか何かで斜め上から撮って、背景は消して、影をつけているカッコいいのを見つけました。
普通は、スキャナを使いますよね。
多分、画像処理ソフトを使用していると思われます。どうやったら、あのようにできるのでしょうか。
ちなみに、私はPCに詳しくはありません。
自分でブログでもやりたいと思っている初心者です。
はい、仰るとおり、画像処理ソフトを使ってます。ということで、以下、私のやり方を簡単にご説明しておきますね。ちなみに、私の使っているソフトは Adobe Photoshop CS で、いわゆる業務用というか高価格のソフトです。ただ、同様の作業ていどなら、類似の無料ソフトや、デジカメを買ったら付いてくる Photoshop Elements などの簡易版でも充分可能でしょう(触ったことがないので、よく知りませんが)。
その前に、まずモノの撮影からはじめます。
モノを置く台は、私は段ボール箱を使ってます。水平に安定していればテーブルでも椅子でもなんでもかまわないでしょう。段ボールは決して「水平に安定」してるわけじゃないですが、高さが適当だったもので。撮りたいモノによっては、床に直置きするときもありますし、ま、その辺は臨機応変というかテキトーというか。
ポイントは、必ず下に白い紙を敷くということでしょう。撮りたいモノが真っ白だとあとで困ることもありますが、その場合は薄いグレーがいいんじゃないでしょうか。いずれにせよ薄目の無彩色の紙を使います。私はいつもスチロール製の板を使ってますが、なければB4かA3程度の大きさの上質紙を。撮るモノより大きめであれば、普通の大学ノートでも可能でしょう。どのみち、背景はあとで消しますしね。
カメラも一眼レフとかじゃなくて大丈夫です(ワタシ持ってません)。最近のデジカメは性能いいですし、ブログに載せるぶんには充分の解像度です。ただし、三脚は使用することをおすすめします。
セッティングはこんな感じ。部屋の隅っこで撮ってます。本やCDを撮る程度なら、さほどスペースもとりませんよね。
下に敷いた白い紙の色がモノに反射してしまうときは、モノをすこし浮かせてやるという手もあります。これも手近にあるものをテキトーに使って。
私がなんでナナメから撮ってるかというと、モノとしての存在感を見せたいから、なんですね。本ならその厚みもけっこう重要な情報だと思いますし、本屋で探すときに背表紙がわかっていた方がよりいいだろう、と。正面からの書影だけでは、そういう部分はわからないですよね。
CDなど表面がテカる素材のモノは、部屋の照明やまわりの家具などの写り込みに注意しましょう。ほんの少しアングルを変えるだけで、写り込みは気にならない程度までなくすことができると思います。このへんは試行錯誤で。
ちなみに、私の部屋の灯りは、天井からの普通の蛍光灯だけです。デジカメの解説本なんかにはライティングがどうとか書いてますが、そんなに気にしなくて良いと思います。ホワイトバランスもオートで大丈夫。むしろ、ライティングよりもレフ板(これも白い紙でOK)を使いこなせるようになると、かなりいい感じに撮れるんじゃないかと。それと、カメラのフラッシュはオフにしておきましょう。明るさはあとで調整します。
ともあれ、シャッターを切ります。パシャ。
では、パソコンに転送しましょう。ソフトの操作は次回にて。
2006 01 15 [design conscious] | permalink Tweet
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