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整理整頓はふだんから!

今日から2月。早いもので、もう1年の12分の1が過ぎてしまいました。
わたしの方はといえば、昨年末から部屋の整理をすすめてまして、ひと月たってもまだごそごそやっとります。
片づけというのは、ひとつはじめるととことんやりたくなってしまうもので、いつかまた読むだろう聴き返すだろうと思ってとっておいた本やCDを、思い切ってどんどん処分したい気分。かつてはナニひとつ捨てられず、どんなものでも取っておいたものなんですが、今は捨ててしまうことの方に快感を覚えるようになっております。
こういうのも、<年を取る>ということのひとつのあらわれなのかな。ま、単なる気まぐれなんでしょうけど。
古い雑誌やら段ボール箱やら壊れたステレオやらを大量に始末して、窓際の飾り棚のひとつをきれいにしました。うう、この棚にぞうきんをかけるのは何年ぶりだ(^◇^;)
そのスペースに置いたのは上の犬と猫。ながらく部屋の片隅に追いやられていたものを、ふたたび広いスペースに遊ばせることができるようになりました。なんだか、ちっとも大事にしてなくてごめんねぇ。
大型ゴミも出しおわり、だいたいのモノはあらかた片づけた数日後、あぁそういえばと、年末以来使っていなかったDVDプレーヤーに電源をいれました。そういや大晦日に一本見てて、そのままになってたっけね。コレもしまっとかなくっちゃ。えーと、ケースケース。ケースはどこだ。
…あれれ。
…もしかして。
…いやまさかそんなはずは。
…でもあるいはひょっとすると。
いや、間違って捨ててしまったぁなんてぇことはねぇって。オイラがそんなマヌケなことするはずねぇじゃねぇかといいながら、ホントに大丈夫かと念を押されるとサァ自信がなくなってくるってぇ奴で。いやだねぇお前さん、いい年してンだからもう少ししっかりしてもらわないと困りますよ、だいたいがね、ふだんから整理整頓のクセをつけておかないからこういうことになるんです。い、いやそのナンだ、あ、あとでもっかい見直すつもりだったんだよっ。お前さんそう言いながらアレから一度も見てなかったじゃありませんか、そうやってコロコロ気分が変わるからいけないんですよっ。う、うううるせぇなこのババァ。ンまぁ、ババァとはなによっこのトーヘンボクッ。ゴクツブシッ。カイショナシッ。スットコドッコイッ。ななななんだとてめぇコノヤロぉ…
…なんでおかみさんと八っつぁんが喧嘩をおっぱじめてるんだか。脳内で。

●天国と地獄
黒澤明監督作品/1963年/東宝/TDV2689D
帰る家がみつからないディスクはこれであります。昨年末、少しばかり懐が暖かくなってたときについ勢いで買ってしまったDVDです。いやあ、この作品は何度見ても日本のサスペンス映画の傑作ですよねぇ。なんといっても山崎努が黄金町を…
…などとのんびり言っとる場合じゃないですよね、ハイ。こんなエントリ書いてる暇があったらとっとと部屋中探しなおせってば。たぶん押入れの奥の方とかじゃねーの?
というわけで、しばらく自分探し、いやちがった、ケース探しの旅に出ます。けっしてわたしを探さないでください…じゃないや、探さなきゃなんないのはわたしじゃなくてケースの方だ。なにを言ってるんだオレ。がんばれオレ。
つーか、見つかるまでブログの更新禁止な!
2007 02 01 [living in tradition] | permalink
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comments
これはほんとうに傑作ですねえ。山崎努も凄かったけど、捜査会議のシーンが強烈に記憶に残ってます。
posted: おおしま (2007/02/01 12:02:06)
コメントありがとうございます。ケースは無事見つかりました(汗)
この映画、ずいぶん以前にレーザーディスク版を友人から借りたことがありまして、いつか自分も買わなきゃとか思ってたら時代はいつのまにかDVDになっておりました。
でも、DVD版の方が、セリフやサウンドが聞き取りやすくなっているような気がします。捜査会議や前半の室内シーンがよりリアルになって、何度も手に汗握りました。このサスペンスは会話劇でもあったんだということを再認識した次第です。
posted: とんがりやま (2007/02/01 22:58:36)