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SAYONARAワシントン
長々と綴ってきたワシントン/スミソニアン関連のエントリも、今回でひとまず終了です。ワタクシめったに海外旅行などできない身ということもあって、これまでのエントリで少々はしゃぎ過ぎのところもあったかと思います。お見苦しい点は平にご容赦くださいまし。
以下、思いつくままにだらだらと。
●結局、観光らしい観光はほとんどしなかったです。
ホワイトハウス? 見てません。リンカーン記念館? 知りません。アーリントン墓地? 行ってません…と、団体ツアーなんかで訪れそうな著名スポットはことごとくスルー。ま、ワシントン記念塔と連邦議会議事堂だけは、モールに行けば風景として眺めることはできるんですが。


●メトロ!
宿からは地下鉄の便はあまりよくなかったんですが、そのかわりホテルのサービスとして最寄りの駅までのシャトルバスがあったので、よく利用しました。毎日のスミソニアン詣でには、朝は徒歩で駅まで、帰りは駅からシャトルバスか、もしくはモールから直接タクシー、というパターン。その地下鉄ですが、切符(Farecard)の自動販売機がとても面白かったです。行き先の料金を調べて、「いくら払うか」を自分で設定し、それからお金を入れると切符が発行されるというもの。日本のように、金額ごとあるいは行き先ごとにボタンが並んでいる機械じゃないんですね。+と−のボタンを操作して、料金を設定しなきゃなんない(金額の設定次第で回数券や一週間乗車券なども同じ機械から買えます)。いちばん最初は、日本式の感覚で最初にお金を入れたら機械がエラーを起こして止まってしまい、すこし右往左往してしまいました。操作に慣れるとこれはこれで面白いんですが、急いでる時はちょっとイライラするかも。
切符にはパンダの絵柄が描かれていて、かわいいものでした(ここに写真を掲載するつもりだったんですが、どこかに行ってしまった…T_T)。【←追記:見つかりました ^_^ 】
●お買い物
図録は重くなるのですべてパスする気でいたんですが、やはりどうしても欲しくなるもので、結局郵便局から段ボール一箱分を送り、残りはスーツケースになんとか詰めこんで持ち帰りました。うーん、かなりココロを鬼にして<買わない>方針を貫いたつもりだったんだけど。
ひとつだけ心残りは、FolkwaysレーベルのCDが全部並んでるショップを最後まで見つけられなかったこと。せっかくスミソニアンに来たんだし、フォークウェイズのディスクの現物をなるだけ多く見たかったんだけどなあ。各博物館/美術館では、それぞれの館のテーマにあわせたタイトルは扱っていたんですが(もちろんFolkways以外のものも多数)、もっといろいろ見てみたかった。歴史博物館が改装閉館中でなければ、ひょっとするとそこのミュージアムショップでなら、わたしの欲しかったCDをたくさん見つけられたかもしれません。ちなみに、わたしが訪れたなかでCD/DVD/書籍が充実していたのは、航空宇宙博物館、アメリカン・インディアン博物館、そして意外にアメリカ美術館/肖像画美術館(ひとつの建物の中にふたつの美術館があり、ショップは共用)の品揃えが面白かったです。ミュージアムではないですがワシントン大聖堂地下のブックショップも、膨大なキリスト教関係の書籍に圧倒されました。でかくてかさばるので泣く泣くあきらめましたが、ここにはイコン画のいい画集があったんだよなあ…。
そういえば航空宇宙博物館ではバーゲン品の中に、なぜか《超時空要塞マクロス》のボックスセットDVD(日本版)がころがっていましたが、アレは何だったんだろ。
インディアンのダンス教則DVDから南北戦争当時の歌を集めたCDまで、さまざまなタイトルを買いましたが、実はまだどれもじっくり視聴できてません。これらについては、いつかそのうち触れてみたいと思います。
●スシ
ご多分に漏れず…と言っていいのかな、ワシントンにはスシ・バーがいくつもあり、どこもそれなりににぎわっていたようです。値段が高そうだったので、わたしはちゃんとした(?)店には行かなかったんですが、ユニオン駅の地下のフードコートでスシ屋を見つけたので、いちどだけ話のネタにと思って一人前をテイクアウトし、宿に持ち帰って食べてみました。
何日ぶりかの醤油の香りは嬉しかったんですけど、ワサビが多すぎ・効きすぎ・辛すぎ。最後は半分泣きながら(笑)食べてました。あとから思えば、せっかくフードコートだったんだし、テイクアウトじゃなくその場で食べた方が、できたてをより美味しくいただけたかも。
●ジョージタウン
以前お伝えしたイースタン・マーケットと公立図書館の火災原因は、帰国日までには結局わからず。新聞報道も2日目以降は見あたらなくなりましたが、放火などの人為的なものではなかったもよう。報道はむしろ、スプリンクラーが作動しなかったことを重く受け止めていて、古い建築物の多いワシントンは大丈夫なのか、という議論に変わっていきました。まあ、このときは政府高官を巻き込んだセックス・スキャンダルの方がもっと大きなニューズだったので、火事の話題はもとから影が薄かったんですけれども。
そういえばせっかくジョージタウンに泊まってるのに、街そのものはメインストリートしか歩いてなかったよなあ、と思い出し、出発の朝にホテルの近所を小一時間ほど散歩してみました。広いワシントンDCのなかでも、やはりジョージタウンはひときわ緑の多い地区だったんだなあと、最後になってあらためて思ったり。









表通りはにぎやかですが、一本中へ入るだけで静かな住宅街になります。ホテル近辺には海軍天文台や副大統領邸、ダンバートン・オークスという大きな邸宅とその庭園などがあり、その北にはワシントン大聖堂がすぐそこ。ホテルから南側、ポトマック川方面に向かえば賑やかなショップや大学、そしてアパートなどが並ぶ庶民的な風情。この間ほんの数キロメートルの距離ですが、数ブロック歩くだけでごろっと風景が変化するのが面白い、そんな街でした。ちなみに、ジョージタウンは全米でも一、二を争うほどの「クルマの渋滞の酷い」地域なんだとか。
* * *
行ってみたかった場所、訪れたかったミュージアム、もっと時間をかけて見たかった展示物はまだまだありますが、欲を言えばきりがありません。それに正直なところ、短い期間で多くのモノを見過ぎて脳のキャパはとっくにオーバー。これ以上は、たとえさらに一〜二日の余裕があったとしても、自分の方の消化不良が増すばかりだったことでしょう。
いつかまた、もしも縁があるならば、ふたたびこの地を訪問するチャンスもあるかもしれません。それが数年後、あるいは十数年後になるのかはわかりませんが…。
【おまけ】
ほとんど私信モードですが、日本から出国する直前にわたしの携帯に「行ってらっしゃい」メールを打ってくださったKさんへの、おみやげ写真。

それから、今回の旅行の飛行機やホテルを手配してくださった、日本旅行のMさんへ。このたびはたいへんお世話になりました! パンダ好きのMさんには、動物園に展示されてたこの写真をお贈りします。

…で、無事帰ってきましたよ、と。

(おしまい)
2007 05 19 [wayfaring stranger] | permalink
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