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THE TEMPLE BAR、移転再オープン!

 

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 開店以来8年半、大阪・曾根崎の名物スポットだった愛蘭土酒場『ザ・テンプル・バー THE TEMPLE BAR』が北新地に場所を移して、いよいよリニューアルオープンします。
 テナントとして入っていた建物が老朽化による取り壊しのために、去る4月15日にいったん閉店した旧店舗は、いちげんさんにはまず見つけられないような路地奥にあって店内も狭かったんですが(とはいえその狭さがなんともいえない居心地のよさを生んでいて、通い詰める常連客も多数)、今度の場所は北新地のメイン・ストリート。店内もぐっと広くなりました。
 オープンは2008年6月12日(木)なんですが、先日ひとあし先に中に入らせてもらうことができました。何枚か写真を撮ってきたのでご紹介します。

 大阪で北新地といえば、ミナミと並ぶ一大飲み屋街。上田正樹と有山淳司の名盤『ぼちぼちいこか』には「あこがれの北新地」なんて名曲もありましたね。この辺一帯はスナックやバーやラウンジがひしめきあっているところなので、ややもすると迷子になりそうですが。

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 「バーボンストリート」という名のビル。特徴的なデザインのビルなので、たぶんすぐわかると思います。御堂筋がわから行く場合は喫茶店「青山」を西に。数件となりに「つるとんたん」といううどん屋の大きな看板があるのが目印かな。
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 目指す『THE TEMPLE BAR』は、正面の階段を上ってすぐ左にあります。
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 ちなみに、エントリ冒頭の写真が入り口ドア。
 
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 コの字型のカウンター(15席)に加え、以前はなかったテーブル席が増えて、よりゆったりとした空間になっています。
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 日本でまだ10台しかないという秘密兵器(?)も導入しているとか(その正体は、店に行ってのお楽しみ)。本エントリではお見せしませんが、入り口ドアのノブをはじめとして、店内は随所に洒落た工夫がなされています。
 
 下の2枚の写真は、なつかしの旧『テンプル・バー』。
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 来日したアイリッシュ・ミュージシャンなら、大阪でのコンサート終演後かならず一度はこの店に足を運んだはずです。深夜までアフター・アワー・セッションが繰り広げられたことも数知れず。その縁で、数多くのスター・プレイヤーたちのサインやナマ写真が狭い店内を埋め尽くしており、それらを眺めているだけでも飽きなかったものでした。
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 これら貴重なグッズ群は残らず新店舗でも飾られていますので、旧店舗ファンも一安心ですね。あの飾らない居心地の良さは、新店舗にも変わらず受け継がれているようです。
 もちろん、本国アイルランド島外では世界一うまい! の呼び声も高いドラフト・ギネス(ちなみに旧店舗では、単位面積あたりで換算するとギネスの売り上げが日本一だったとか)や名物「天下無敵のカツサンド」をはじめとするおなじみメニューも健在です。ただ、これまでは不定期休(というかほぼ無休)だったんですが、今後は日曜を定休日にするかも? とのことです。(2010年8月追記)原則として日・祝日も営業となりました。
 
 愛蘭土酒場 THE TEMPLE BAR
 大阪市北区曽根崎新地1−1−17 バーボンST(ストリート)ビル
 電話 06-6344-0996

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2008 06 12 [living in tradition] | permalink このエントリーをはてなブックマークに追加

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comments

祝!リニューアルオープン!
カツサンド食べたいですー。
あれはホントに「天下無敵」ですよね。
説明を受けても、その理解を超えるうまさだと思います(^^)

posted: にーぐ (2008/06/15 2:00:41)

昨日カツサンド食べて来ましたー(^^)/
前の店の閉店時以来だから2ヶ月ぶりですが、やっぱり美味しかったです。

このつぎ一泊以上の大阪出張がある際には、ぜひ予定に組み入れておいてください(^-^)

posted: とんがりやま (2008/06/15 15:50:01)

 

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