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リハビリの日々3

リハビリの日々3
入院一ヶ月が経過した。この間ずっと浮き世離れした生活である。普段の自分には到底考えられないくらい規則正しい毎日なのである。もちろん禁酒禁煙で、酒はともかくタバコの方は見舞い客から同情されるが、本人はまったく平気である。じゃあこのまま卒煙かというとそうではなく、吸える環境に戻ればまたぷかぷかやりだすだろう。
最近はホントにタバコが嫌われているが、タバコ好きとしては早いとこ一箱1,000円ぐらいになればいいのにと思う。あるいは最高級の葉を使った3,000円のプレミアムものとか出たら絶対買いたくなるよねえ。

ところで、事故後は左脚がまったく動かなかったのに、術後4週間近くたったら、なんとか自力で持ち上がるようになった。あまりに嬉しくて記念撮影したのが上の写真だ。
面白いもので、前日まではいちいち手を添えてやらなければならなかったのに、ある朝目がさめた時になんだかうまくやれそうな気になったのでうんと力を入れてみると見事に動くではないか。身体の発する「行けそう」「無理だ」のシグナルって結構正確なんだなあと感心しきり。


とはいえメスを入れた箇所の筋肉はまだまだ弱ったままで、そこをカバーするためにほかの筋肉の負担が大きくなるのだろう、左脚のあちこちで筋肉痛がひどい。
手術の痛みが薄れたと思ったら今度は筋肉痛で、これが予想以上にキツいのだ。暇さえあれば自分でマッサージしているが、それ以上に、生涯最大と言えるくらい大量に湿布薬を張りまくっている。それでも夜中に痛みで目を覚ますことも多い。俗に「日にち薬」というように、時間とともに良くなることを信じて我慢、我慢である。


そんなこんなで一月を病院ですごしたが、予定ではこれでようやく半分。あと3~4週間はまだここにいなければならない。ここまでの一ヶ月はいろんなことがあったので意外に短かったが、ある程度動けるようになってからは、今まで以上に長く感じるかも知れない。

なんだかんだ言って、毎日少しずつだけど変化はあるのだ。ずっと車椅子で暮らしてきたがここ数日はようやく松葉杖の訓練を始めた。立ち上がると目の前の風景が変わるのが新鮮である。

松葉杖での階段の登り降りの訓練も面白い。登りと下りで順番が違うのだ。階段を上るときは右足(正常な脚)→杖→左(負傷した方)、降りるときは杖→左→右の順。ええっと思ったが、実際にやってみるとなるほど理にかなっている。わたしはダンスのステップでも覚えるノリでマスターしてしまい、リハビリの担当医に妙に感心されてしまった。そういえばダンスの根本というか、そもそもの始まりは「正しい歩行術」なんだよなあ。

2009 04 24 [living in tradition] | permalink このエントリーをはてなブックマークに追加

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comments

いやぁ何はともあれ、この機会に煙草はやめましょう。
私が言うのも変ですけれど;

posted: Fujie (2009/04/27 22:54:28)

ネット世界から遠のいているので,事故の事やっと知りました。
タイミングを逃してしまいましたが,お見舞い申し上げます。
大変でしたね。リハビリが順調に進んで,早い退院を祈ってます。

posted: (2009/05/04 20:48:08)

 

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