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Paseoフラメンコ7月号
えーと、コマーシャルであります。
2011年6月20日発売の月刊『パセオフラメンコ』誌7月号に、拙文が掲載されております。お題は言わずもがなのマリア・パヘス。「同時代に生きる幸運」というタイトルで、今年2月に兵庫と東京で行われた<マリア・パヘス舞踊団創立20周年記念公演>「MIRADA」のレビューというか感想文というか、そのようなものを書かせていただきました。
同誌へは公演直前の2月号(1月20日発売)にも寄稿しております。拙ブログでこれまでさんざん「マリア・パヘスはすげーぞ」と言い続けてきたオトシマエっつーか思いの丈っつーか、集大成のつもりで書いた文章でありまして、アレで言いたいことは全部出し尽くしたはずだったんですが、雑誌の編集者ってのはキビシイものですね、公演が終わったあとにも何か書け、とおっしゃる。いや、あのステージのレビューだったら同誌にもすでにたくさんの方がお書きになってるじゃないの、今さらワタシなんぞがどうしろと…とは口が裂けても言いません。ええ、喜んで書かせていただきましたとも。
今回の記事は、ネタばらしをしてしまうと、公演直後にこのブログに書いた感想文をベースに、より文意が伝わるようちょこちょこっと手直ししたものではあります。書き直しをしているだけあってブログよかずっと読みやすくなってるんじゃないかなあと自分では思っているんですが、さてどう読まれますことやら。
…自分の文章のコトなどはどうでもよいのです。実は、いっしょに掲載されてる写真家 北澤壯太さんの撮られたステージ写真がとても素敵で、あの舞台を観ていたときの心地よい緊張感が甦ってきてドキドキするんですね。しょーもない文章などとっぱらって、全ページを写真だけで構成すればよかったのになぁ。いやマジで(4月号に掲載されていた北澤さん特集にはぞくぞくしました)。
2月号の記事に添えられていた写真は、舞踊団側から支給されたいわゆる「プレス用」の写真で、あれはあれでとてもかっこよかったんですが、やはり自分もその場で目撃し体験していたステージを捉えたショットは全然違いますね。ページを開いたとたん思わず「うわぁ」と声を上げてしまいました。
ホント、今号はこの写真だけでとんでもなく価値があります。2月の来日公演をご覧になった方も、惜しくも見逃された方々も、ぜひ本誌を手にとってみてくださいまし。
* * *
一介のシロートが専門誌に何か書く、それも2度も、なんてたいへん貴重な経験をさせていただいて、パセオフラメンコ誌にはまったくアタマが上がりません。おかげさまで「MIRADA」は個人的にもとても思い出深いステージとなりました。
ま、これでもうお呼びもないでしょうから、今後は安心してただのいちファンに戻って、マリア・パヘスの次の来日を心待ちにすることにします。
…それにしてももっかい観たいなあ。DVDとか出ないかなあ、いやもちろんナマのステージが一番なんですが。
2011 06 20 [dance around] | permalink
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